若者たちと
神社総代の仕事
春の嵐
梅一輪一輪ほどの暖かさ
今から300年以上も前、江戸中期の俳人、服部嵐雪の句。世間ではサクラ開花で騒いでますが、我が家では、百年超の古梅がようやく咲き出したので引用(微笑)。この句は、時期的には晩冬ということですが、寒地信州佐久にあっては、晩冬も早春も区別なしなんでね。で、句の確認用に、はるか昔、東京で編集者やってたころ、初めて担当した某O文社の俳句鑑賞事典を開きました。ここから百姓の編集者生活が始まった記念碑的な事典であります。江戸期から現代までの有名な句を集め解釈文を載せたもの。いやー、懐かしい。超面白かった我が編集者時代が蘇りますね。日本の高度経済成長期が始まるころ、こうした事典がよく売れた、いい時代でした(微笑)。春雨が続く鬱陶しい天気ですが、梅の開花で、ちょっとは気分も晴れるかな。